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(2012-08-25)
 パソコンの画面とにらめっこしてるうちに
 数行も進まないまま
 時間だけが過ぎていた
 数時間まえにのんだ缶コーヒーが
 きいているようで
 眠気はいっこうにやってこない
 空腹感がつよかった
 急におにぎりが食べたくなった
 「コンビニに行ってくる」とメールを送ると
 しばらくして、一緒にいくと返信がきた
 
 このところ書きかけていた話の続きのことで
 頭がいっぱいだったから
 ろくに外もでていなかった
 以前よりも虫の声がよく聞こえる
 それに半そでじゃ少し肌寒かった
 
 起きていたのか それとももう休んでいたのか
 暗くて顔が見えない
 声の調子からすると眠っていた感じはなさそうだ
 足どりはまっすぐで、歩くペースもいつも通りだった
 毎晩7時くらいになると点灯する外灯は、
 すでに消え流れているはずの川と道の境目があやふやになる
 
 「落ちるなよ」と、からかうように笑って言う
 誰がおちるもんかと言いかけて、やめた
 以前流れの速い川へ落ちたことがあった。
 もしあの時ひとりだったら、誰も気づかずに息絶えて
 いたかもしれない
 でも通りかかった人が救ってくれて助かった
 
 運ばれた病院で数日過ごして
 それから、退院。
 おぼれたことを知っているのは家族と友人
 数人だけ
 いまだにみんな気遣ってくれているけど
 ひとりだけはいつもと変わらない態度だった
 
 コンビニまでの道をぼんやり歩いていると
 「どうしたんだ、気の抜けたサイダーみたいな顔して」
 何の前ぶれもなくでこぴんをくらった
 ひたいがじんじんしている
 その場にしゃがみこむと、心配そうに顔をのぞきこんでくる
 お返しで脇腹をこれでもかというぐらい
 くすぐってやった

 
  
  
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柊

Author:柊
11月7日生まれ

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